2016.06.30 ボーペイサージュの2016Vintage 試し飲み

6月のうちに、何回かに分けてボーペイサージュのワインを飲む機会があったので、備忘録として。

2016 シャルドネ ☆★☆















開けたての香りが弱いセメダイン香。
飲むと味わい自体はふくよかで美味しいのだが、香りがかなりマイナスイメージを与える。30分もたてば香りと味わいのバランスは取れていた。

今までのボーペイサージュのシャルドネらしくない。いい意味でも悪い意味でも。

2016 ラ・モンターニュ
















開けたてから、ものすごいブドウの凝縮した果実味。
それがまったくへたらずに続いていく。そして、味わいはモンターニュらしい。
ただ、食事とあわせるにはちとキツイキャラクター。

2016 ラ・モンターニュ シス
















開けたてからの凝縮した果実味はモンターニュと同じ。
甘口と書いてあったが、香りからすると甘さ自体は弱い。
むしろ、モンターニュより合わせる料理のレンジは狭まるけど、こっちのほうが料理自体にはあわせやすい気もする。

カーゼコリーニに通じるものがあるなぁというのが一番分かりやすい表現かも。

2016 ラ・モンターニュ トランス
















トランス自体、飲むのは片手で足りるくらい。
今回の2016リリースでは一番キャラクターがいい意味で薄い。
正直、ワインとしての味わいは一番優等生。
力を抜いてゆっくり飲みたいワイン。

2016って収穫前に雨が降ったと聞いてたので、薄めを予想していたのだけど、
まったく正反対に凝縮したニュアンスが強い。

経年で飲んでると、今年のワインは面白いなぁと一番感じたかなー。

コメント

人気の投稿