2017.11.15 バルベーラ祭@イタリア料理 Carapan

ちょうど、半年前の位の話。

とある方と偶然ワインバーで一緒になり、お話ししていると、ワイン用葡萄品種のバルベーラの話に。
その方もバルベーラが好きで、 僕もバルベーラは好きな品種だったので、いくつか持っているという話をしたら、飲んでみたいと言う話になり、梅雨前だったので、涼しくなったらやりましょう....ってな話をして、はや半年w(半分忘れかけていた)

やっと、有限実行することが出来ました。

バルベーラのワインだけで、8種類。白ワインは途中気分を変えるためにいれているだけという誰が飲むんだこんなもんというような会になってしまいましたが、楽しく会を執り行えました。

料理もCarapanの坪田シェフがいつもどおり腕によりをかけて美味しいものを食べさせていただけました。

説明を追加

ローストビーフ

アナゴのフリット カポナータ

手打ちタヤリン 塩とバターだけのシンプルな味付け

鴨かも。


飲んだワインの内容とそれぞれの感想だけ。
○内の数字は飲んだ順番。


①イル・ファルネート プリュット/ナチューレ [2014]
  泡のワインが苦手なワタシが家にあるとうれしいスプマンテ。
 (ちなみにそのほかだとモスカートダスティとアメリカのドメーヌカーネロスのみ)
  イースト香よりもフルーティーな香りがきれいに上がってきて、飲み疲れしない。
 ・・・ただ、昨日はスタート時点でワイン開けて注いで~を繰り返していたので、味の記憶がないw
②クエンホフ・ピーター・ブリガー スッドゥチロル・リースリング・カイトン[2014]
 クエンホフのリースリングは初めて。アルトアディジェなので、きれいな酸があるといいなとは
 思っていたが、モーゼルのキリッとした酸とラインガウのまろやかな感じのちょうど中間な印象。
 温度が上がるにつれ、リースリングの特徴がはっきりと出てきて、なかなかに侮れない。 
③カーゼコリーニ ヴィノット [2011-2012-2013]
 凝縮感、陰干しのニュアンス、しっかりとした酸の骨格は予想したとおりだったが、
 何より、香りに対して、味わいの甘さ(実際の甘さではなく、干し葡萄のニュアンスだと思うけど) が
 思った以上にあり、量を飲むにも料理とあわせるのにも難しいワインかな。
④ピオチェザーレ バルベーラダルバ [2000]
 液面がネック以下だったので、状態に自信が持てなかったが、問題なし。
 スタート時は枯れた感じしかなく、ピークを超えてしまったのかなと思っていたが、時間がたつにつれ、
 キャンティのような乾いた土の香り、しっかりとした味わいが乗っかってきて、想像以上に厚みが出た。
⑤トリンケーロ バルベーラダスティ ラ バルスリーナ [2004] 
 2004あたりまでは、ヴィーニャデルノーチェはあまり飲んだことがなく、トリンケーロのワインが
 好きになったのは、このラ・バルスリーナをはじめて飲んだときから。
 ワインとしての濃さや味わいの深さはヴィーニャデルノーチェに一歩譲るけど、酸がリリースしたてより
 穏やかになってて、とても好きなキャラクター。
⑥トリンケーロ ヴィーニャデルノーチェ [2007]
  外れのないバルベーラ。バルベーラのワインをイメージして飲むと????となること請け合い。 
 カーゼコリーニとは違う凝縮感。香りよりも味わいにより凝縮感を感じる。ただ、2007はまだ早かった。。。

⑦アリエンナ・オッキピンティ エッセピ セッサントット(SP68) ビアンコ [2014]
 中休憩でオッキピンティのSP68ビアンコ。
 今回は温度が上がるにつれ、マスカット香がぶんぶんに。
 ただ、このワイン不思議なんだけど、2013を飲んだときは冷えていたときのほうがマスカット香は強く、
 2014は温度が上がらないと香らない。なぜだ??
 香りの甘やかさに比べ、きっちりドライな味わい。料理には鉄板だ。
⑧ラ・スピネッタ ビオンゾ バルベーラダスティ [2006] 
  自分が飲んだことのないバルベーラダスティその1。
 サイのマークでおなじみ、大手のワイナリーだけど、あまり縁もなかった。。。
 今回はスペリオーレのほうを。
 ・・・で、結論から言うと、今日一のワインがこれ。
 バルベーラよりも、やさしいカベルネかな?と思うくらいの厚みと濃さ。
 熟成したからというわけでもないし、何をどうやったらこんなバルベーラが出来るのかと。
⑨プライダ バルベーラダスティ アイスーマ [2000]
  自分が飲んだことのないバルベーラダスティその2。
 開けて、コルクの感じから、『ムムッ』と川平慈平さんのような声が出てしまう。
 スピネッタとは対照的に、華やか。味わいも軽やかだけど、飲み応えもある。
 熟成も手伝って、完成された感がある。ただ、伸び代も感じるので、どう進化していくのか楽しみになる。
⑩カーゼコリーニ バルラ [2010]  
  みんな大好き、カーゼコリーニ。しかもバルラ。
 はい。何も言うことはございません。アマローネのような過熟な香り。でも、透き通ったような果実の香り。
 飲んでみると、グイグイ訴えかけてくる。軽く飲むことの出来ないワイン。これ、料理に合わせることは出来るのか??汗
⑪トリンケーロ ロッソデルノーチェ ドゥーエ [2003-2004-2006]
 バルラを開けた時点で、まだパスタさえきていない状態。どー考えても1人1本じゃ足らないw
 なので、ブショネ用にとっといたコレを急遽投下w
 しかし、これがとても飲み頃。開けたてからきれいな香りが上がり、単品で飲むもよし、
 ちょうど食べていた手打ちタヤリンのバターと塩だけの素朴な味わいととてもマッチしたと思う。 


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