2016.2.6 京阪神ワイナリーツアー 琵琶湖ワイナリーへ。

2月6日〜8日と東京の友人に便乗して、京阪神のワイナリーを訪問してきたので、
その時のドタバタ珍道中を。

クルマで来る友人と合流するために、新幹線+在来線で滋賀の草津駅まで。
・・・前もって調べた電車だけが満席というピンポイントな罠に焦りつつ、初めてみずほ新幹線で新大阪まで。


・・・グリーン車??と見まごうばかりにゆったりしたシート。。。
車掌さんが切符チェックに来て『お前何グリーン車に乗ろうとしてんねん』と言われないかとドキドキでしたが、そもそも車掌さんの切符チェックはもう廃止されてたんだ。。。

草津駅に到着し、友人と合流し、


初訪問の琵琶湖ワイナリーさんへ。
僕の好きなぶどう品種、レッドミルレンニュームを作っていて、前々から気になっていたワイナリー。
レッドミルレンニュームは完熟すると、ぶどうなのにライチのような香りがするぶどう。
川上善兵衛さんが交配した代表四品種のうちの一つ。



醸造長の方の説明をお聞きしていても、太田酒造という日本酒の蔵元が母体となっていて、そこからスタートしているためか、『品質』というところを凄く重要視していることがよく伝わってきて、酒造メーカーとして、『ワインを売る』ということとも両立を目指そうとされていることがよく分かる。

その中でも、無濾過のアイテムを作ってみたり、出来ることをいろいろとやってみようとされていて、老舗という看板と革新的な現場がうまく融合できている感じを受けた。

しかし、流通にはやはり苦労されているという印象も受けた。


びっくりしたのは、ここの山ソーヴィニョン。
母体がカベルネだけあって、スミレの香りや飲みごたえのあるボディを感じるんだけど、それ以上に酸が穏やか。これは10年以上熟成出来ると本当に思う。


工場を案内していただいて、試飲をした後は圃場の案内もしていただく。
レッドミルレンニュームの作付面積が1,2番を争うくらいに多いことを伺った時に『なぜ、レッドミルレンニュームを育てているのか??』というお話をお聞きした。

ワイナリーを造るときに、山梨の方にアドバイスをお願いしたら、レッドミルレンニュームが合うのでは?ということで植えたというお話だった。
びっくりしたのは、その頃の山梨ではレッドミルレンニュームがかなり栽培されていて、そこから推薦されたのも大きいというお話だった。
今、勝沼にレッドミルレンニュームを育てているところはいないと思うので、そんな昔の話を聞けたことはとてもおもしろかった。

この後は一路大阪へ。

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