2017.10.14 いつもの飲み会@ワイン食堂Bacco

ずっと飲んでみたかったワインをやっと飲むことができました。
といっても、いつものところでのいつもの飲み会なんですが。



キスヴィンワイナリー 甲州 T2&T5 2013
キスヴィンワイナリー シャルドネ ヌード 2015
キスヴィンワイナリー シラー 2014
キスヴィンワイナリー ピノノワール 2015
シャトレーゼ勝沼ワイナリー ソーヴィニョンブラン/セミヨン 2013
ダイヤモンド酒造 Chante Y.A Vrille 2012

飲んでみたかったのはこのワイン。


キスヴィンワイナリー 初リリースのピノノワール。



料理はボッリートの盛り合わせ。豚肩ロース、豚ロース、鴨、トリッパ、スペアリブ、牛テール。特別メニュー。
他の料理は

豚胃袋と柿とカブのサラダ
バターナッチュのオムレツ
フグのフリットとパクチー
デザート盛り合わせ 


ワインの感想は。。。

○キスヴィンワイナリー 甲州 T2&T5 2013
甲州のタンクselectボトリング。
甲州らしさの酸と穏やかな果実味。そこにほのかな酸化熟成香。
とてもバランスが良い。スタートの一杯としてはとてもよし。

○シャトレーゼ勝沼ワイナリー ソーヴィニョンブラン/セミヨン 2013
開けたては完熟したソーヴィニョンブラン。青臭さなし。りんごの香り。
時間が経つにつれセミヨンの甘い香り。でも味わいはスッキリのまま。

○キスヴィンワイナリー シャルドネ ヌード 2015
ステンレスタンクのシャルドネらしいナッツの香りが時間が経つにつれあがってくる。
そのあと、はちみつ感。

○キスヴィンワイナリー シラー 2014
香りはシラーっぽいスパイスの香り。しかしながら、飲んでみると、アルコール感や濃い果実味はなく、酸と優しい果実味。これが豚肉とスッゲー相性を発揮。このワインは本当に料理に合う。

○キスヴィンワイナリー ピノノワール 2015
タイミングを三回に分けて時間をかけて試してみる。
最初に開けてみる。いちごのチャーミングな香りがさっとあがり、でも若々しいベリーの香りがどんどんあがってくる。タンニンの感じと若々しい果実味が溢れてくる。
白ワインを一通り飲んで、最初のタイミングから一時間後になると、ふわりと香る香水のような華やかな香りに。タンニンが少しおちつき、香りと味わいのバランスがとれてくる。
三時間経っても複雑な香りをまとい、味わいは落ち着いたタンニンと若々しい果実味、ジャミーな出汁感、飲んで恍惚とする。素晴らしく完成されたピノノワール。

○ダイヤモンド酒造 Chante Y.A Vrille 2012
香りは甘く、でもキャンディのような香りではなく、完熟したいちごの香り。
味わいは雨宮吉男さんの作るベリーAらしさに溢れる軽やかだけど、飲んでて楽しくなる飲みごたえ。とてもダイヤモンド酒造らしいワイン。

正直、ここ最近本当に思ってることだけど、ワインに関しては贅沢させてもらえるありがたい環境にいるなぁと。
美味しいワインを作ってくれる方が周りにいて、遠く岡山の地でも買えるように売ってくれる方がいて、持ち込んでも、美味しい料理をしっかりと出してくれるお店があって、一緒に楽しんで飲んでくれる友達がいて。
手に入らないワインを頑張って手に入れるより、こーゆー人の輪の中で完結できる環境がホントに有難い。
でも、そこに甘えるだけじゃなく、自分も何かをみんなに返していかなきゃ、その関係は長続きしない。
もっと返せるように頑張らなきゃなと思う秋の夜。

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